社会を変える起業家が未来を語る「Entrepreneur Cross talk LIVE! vol.10」イベントレポート

キャッチ

私たちはどうすれば未来の社会を、より良くすることができるでしょうか?
起業家精神を発揮し、新たな道を創ってきた先輩起業家を招き未来の可能性に向けて語りあうトークライブ「Entrepreneur Cross talk LIVE! Vol.10」に取材に行ってきました。

 

2014年9月25日に行われたVol.10のテーマは「社会を変えるゼロからのブランドづくり」です。
サービスや商品が生まれる背景やストーリーを丁寧に伝え、新しい価値を創り出している下記の起業家がゲストとして参加しました。

・松崎 英吾さん(日本ブラインドサッカー協会 事務局長)
・友廣 裕一さん(一般社団法人つむぎや 代表理事)
・太刀川 英輔さん(NOSIGNER株式会社 代表取締役)

 

2今回のファシリテーターは、アパレル企業に勤めながら、欲しい未来を創りたいNPOやソーシャルビジネスを展開する人々が集う「ホーム」という活動を毎月実施している但馬武さんです。

今回のテーマである「社会を変えるゼロからのブランドづくり」のためには、そもそもブランドとは何か、そのブランドが持つストーリーをどうやって伝えていくのか、などについて丁寧に説明をしていました。

 

2.5次に今回のイベントの主催者である、特定非営利活動法人 ETIC.(エティック)の山中さんから「なぜ、このタイトルで実施したいのか」「登壇者を選んだ理由」について説明がありました。

ETICでは多くの社会起業家をサポートしていますが、立ち上げたブランドのストーリーが上手く伝わらずに苦しんでいる社会起業家も多いといいます。現在多方面で活躍している今回の3人のゲストを招いて話を聞くことで、解決策の手助けが見つかることを期待してイベント開催に至ったとの事でした。

 

3そして日本ブラインドサッカー協会の理事・事務局長の松崎さんから「ブラインドサッカー」の社会的使命について話がありました。ブラインドサッカーは、5人1組みのチームでキーパー以外の4人が目を隠し、音の鳴るボールを使ってサッカーをするスポーツです。

日本ブラインドサッカー協会は、「ブラインドサッカーを通じて、視覚障害者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」をミッションに掲げています。視覚障害者だけではなく、健常者も目を隠してブラインドサッカーをプレイして理解を深めることにより、障害者への偏見などを新しい方法で変えようとしています。

 

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続いては一般社団法人つむぎや代表理事の友廣裕一さんです。友廣さんは宮城県北東部の牡鹿半島で地元の鹿角を使ったOCICAというアクセサリーブランドを立ち上げました。

東日本大震災があり、一日中仮設住宅に一人で過ごし、仕事も無く話し相手もおらず困っているという東北のお母さん達はたくさんいます。少しでも収入をもたらし、仕事をつくり、住民同士の交流機会創出によるコミュニティづくりを目指して活動しています。

 

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ゲストの3人目は、NOSIGNER株式会社の太刀川英輔さんです。太刀川さんは、ソーシャルデザインイノベーション(社会に良い変化をもたらすためのデザイン)を生み出すことを理念に様々な活動をしており、先ほどのOCICAのブランドデザインも担当しています。

太刀川さんは様々な経験を通じて、イノベーションを起こすためには下記の9つを大事にして取り組む必要があると言います。

  1. やったことがあるかどうかは気にするな
  2. プロのクオリティを見分ける眼を養え
  3. 理想から逆算せよ
  4. 必然と巡りあうため周囲は全て学べ
  5. ブランド成功の秘密は体験のシフトにある
  6. 関係性を変えるには似た状況を探せ
  7. 適切なチームをつくり彼らの良さを活かせ
  8. 与えられた問いを拡大せよ
  9. 大きな欲を持つと我欲は無欲になる

 

6その後、ゲストの3人と但馬さんでパネルセッションが行わました。「新しい関係性を見つける」「本当の顧客を探す」「理解を逆算する」「無駄なエネルギーと出会う」「いけるところまでいってみる」など9つのテーマについて、各自の経験から非常に興味深い話を繰り広げてくれました。

 

最後にゲストの3人から、会場に集まった約100名の参加者に向けてメッセージが送られました。

松崎さん:「障害者スポーツと聞くと関係ないと思うかもしれませんが、ブラインドサッカーは小学校などにもプログラムとして導入されており、健常者でも体験できるスポーツです。ぜひ一度参加してください。」

友廣さん:「ストーリーはつくり出すものではなく、自然に生まれるものだと考えています。OCICAの場合でも、関わった人が語りべとなり、勝手に語りたくなるようなストーリーであることが活動の大きな力になりました。」

太刀川さん:「違和感に敏感になって欲しいと思います。『まぁ、いいや』では満足せずに、自分が感じている違和感に敏感になって『100%ワクワクする』ものになるまで問い続けてください。」

 

レポーターから一言

レポーター_児島

今回のイベントは、会場には100人近い社会起業に興味がある参加者が集まっていました。豪華なゲストの方々が実体験を赤裸々に語ってもらえ、最初から最後まで参加者にとって価値ある情報が詰まっていたと思います。

また、ファシリテーターの但馬さんからは最後に「今日の話を聞いて、1ヶ月後までにする自分への約束は?」という問いかけがありました。今回のイベントを通じてゲストの方々からもらった「想い」「熱」が伝わり、参加者一人一がジブンゴトとして活動を始めることで、私たちの未来は少しずつ良くなっていくのだと思います。

 

 

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