子どもが売られない世界をつくる「かものはしプロジェクト活動説明会」イベントレポート

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子どもが売られる問題に取り組む「かものはしプロジェクト」を知っていますか?かものはしプロジェクトが開催している「子ども売られる問題の深層に迫る活動説明会」を取材してきました。

2014年9月24日に行われた今回の活動説会は、かものはしプロジェクトが取り組む「子どもが売られる問題」や、その問題を解決する取り組みついての紹介です。なお、今回の活動説明会は下記の構成で行われました。

  • 第一部:共同代表の村田さんによる講演
  • 第二部:広報・ファンドレイジングマネージャの小畠さんによる講演
  • 交流会

 

2002年から一貫して継続を続ける「子どもが売られる問題」への想い

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第一部では、かものはしプロジェクト共同代表の村田さんから、子どもが売られる問題との出会い・かものはし設立の経緯・カンボジアでの取り組み・活動当初からの「想い」などについて説明がありました。

 

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世界中には無理やり売られて苦しむ子どもたちが毎年200万人います。累計ではなく「毎年200万人」という日本の大都市の人口規模の子どもたちが、自分では望まずに児童買春をさせられています。

 

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かものはしプロジェクトでは、児童買春問題の根本解決に取り組んでいます。「子どもたちを売らせない」ためには、大人が仕事をして収入を得る環境が必要です。経済的に貧しいカンボジアでは、家族が生活できる収入を得るための仕事が十分に足りていません。そこで、かものはしプロジェクトでは、大人に仕事をつくるコミュニティファクトリーを設立・経営しています。

 

04コミュニティファクトリーでは、働きたい女性たちが自立できるスキルを学びながら仕事をすることができます。女性たちが、いぐさを織って製品化した工芸品を土産物として販売することで、持続可能な事業として成立させています。

スキルを学び、安定した収入を得る機会を提供することで、貧しい家庭でも「子どもたちが売られない」環境をつくりだしています。

 

05 また「子どもたちを買わせない」ためには、買う人を法律で取り締まる必要があります。ただ、当時のカンボジアは警察が十分に活動できていませんでした。そこで、かものはしプロジェクトでカンボジアの警察に児童買春摘発のための研修支援などを行いました。

 

06性的犯罪・人身売買を行った加害者の逮捕数は2010年には2001年9倍となりました。かものはしプロジェクトも地道に活動を続けて貢献したことで「子どもたちを買わせない」環境が以前より大幅に改善されています。

 

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「子どもが売られない世界をつくる」ためには、サポーターによる応援が必要です。月1,000円の寄付で2人の警察官を教育することができます。月3,000円の寄付で5人家族の1家庭が自立できます。月5,000円の寄付で2人の子どもが保護され、十分な食事がとれ、学校で教育を受けることができます。

今後も活動を広げて多くの子どもたちを守るためにも、サポーターへの参加などによる活動の応援を切実に呼びかけていました。

 

インドの独特な社会文化による人身売買・児童買春の根深い問題

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続いて第二部は、広報・ファンドレイジングマネージャの小畠さんによる講演です。最近活動を始めたインドでの取り組みを中心に、インドが抱える社会的な問題や解決策について説明がありました。

 

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かものはしプロジェクトは2002年から継続して「子どもが売られない」ために活動を続けています。これまでのカンボジアでの活動に加えて、近年ではインドでの活動にも取り組んでいます。

 

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インドは約13億人の人口を抱え、国土も広く、カースト制度などの特殊な社会文化が残っている国です。インドの西側に位置するムンバイは都市として非常に栄えており、コルカタなどの地方の農村部からムンバイへ多数の人身売買が行われています。

 

インドの社会的文化の特徴として、例え人身売買であっても女性が買春をした事で迫害され社会復帰が非常に困難になります。人身売買の被害に合った女性の救出だけでなく、その後の心身のケアなどの被害者支援も行い、被害者の証言を集めて法的な抑止力をつくる取り組みが重要になります。

かものはしプロジェクトでは、資金調達・戦略・カンボジアでの実績を活用して、インドでも「子どもが売られない世界」を実現するために活動を行っています。

 

日本でも購入して支援できるカンボジアのフェアトレード雑貨

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講演会の後には、かものはしプロジェクトのスタッフ・活動説明の参加者を交えて交流会が行わました。活動説明会に参加した20人前後の人々が、「子どもが売られる問題」について感じたこと・疑問点を、かものはしプロジェクトのスタッフや参加者同士で共有していました。

また会場には、カンボジアのコミュニティファクトリーでつくられた雑貨も展示されていました。これらのカンボジアのフェアトレード雑貨はWebサイト「I Love Cambodia」から購入が可能です。

 

今回の記事では活動説明会の全ての情報を掲載することはせず、要点を抜粋し、かものはしプロジェクトの取り組みの概要が分かるように掲載しています。かものはしプロジェクトでは定期的に説明会を開催していますので、活動にご興味を持たれた方は是非一度参加して「子どもが売られる問題」と問題に取り組む活動について話を聞いてみるといいでしょう。

 

レポーターから一言

レポーター_児島

かものはしプロジェクトさんの名前や活動については、私も概要は知っていましたが詳しくお話を聞くのは初めてでした。説明会では非常に詳細に「子どもが売られる問題」「問題解決策の取り組み」についての説明があり、根深い問題の深刻さを肌で感じることができます。

この問題に20歳の頃から、12年間も継続して活動している村田代表・かものはしプロジェクトの「想い」の強さに心が打たれました。非常に複雑で難しい問題だからこそ、多くの方に認知と支援の輪が広がっていって欲しいですね。

 

 

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