手編みのアルパカニット製品で生産者と消費者を近づける「Maite(マイテ)」インタビュー

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あなたは「長く使える良いもの」を選べていますか?
ペルーの貧困地域の女性が手編みで生産するアルパカニット商品等を取り扱う「Maite」ブランドを展開中の株式会社ピッカジャパンさんを取材してきました。

 

MAKE2020 児島(以下:児島):よろしくお願いします。それでは、Maite立ち上げの経緯から教えてください。

代表取締役 吉田さん(写真前列の左から二番目、以下:吉田):はい。私は大学在学中から国際協力やフェアトレードに関心を持って活動していました。貧困地域の女性に編み物を教え仕事を通じて収入を得られるように支援する方々と知り合いました。私はその編み物をバザーなどで販売して支援する活動もしていました。

大学を卒業してからは香港系のアパレルメーカーに就職し、日本の大手アパレルメーカーの生産受託工場の日本窓口としてファッションの大量生産の現場で仕事をしていました。大量生産の現場を経験した上で、もっと生産者と消費者を近づけたいと考えるようになりました。

2013年の4月からは株式会社ピッカジャパンとして、ペルー産ハンドメイトのアルパカニット商品を中心に企画、仕入、ECでの販売をしています。

 

営業・PR 鈴木さん(写真前列の一番左、以下:鈴木):私は、もともと吉田とは同じ大学で一緒のゼミでした。海外の生産者と日本の消費者を結ぶ活動に興味があり、以前から他ブランドでのボランティア活動もしていました。吉田がMaiteでこの活動を立ち上げることを聞き、ぜひ一緒にやりたいと志願しました。

 

 

ペルーの貧困地域の女性が手編みで生産し、貴重な収入源へ

女性

児島:私はペルーに行った事がなくイメージが湧きづらいのですが、現地ではどのような方々が生産しているんですか?

吉田:ペルーの都市部では高層ビルなどもあり栄えていますが、電気や水道も通じていない家に住んでいる貧困地域も広がっています。そういった地域に住む人々は仕事が見つからず、子供を学校に行かせることもできない家庭が数多くあります。

Maiteのアルパカの毛糸を使用した手編み商品は、そのような方々の生活を支援する現地の工房でつくられ、現地で働く女性たちの貴重な収入源につながっています。

 

ベビーアルパカの毛糸を100%使用した、保温性に優れ、手触りの良いニット製品

商品

児島:Maiteさんは、どのような商品を取り扱っているんですか?

鈴木:アルパカの毛糸を100%使用した、カーディガン・ネックウォーマー・ニット帽・アームウォーマーなどのニット製品を中心に扱っています。世界的にも評価が高いベビーアルパカの毛糸を100%使用していますので、優れた保温性と滑らかな手触りを実現できています。

アルパカニット製品以外にも、天然素材のヤシの実の種を使ったアクセサリの製品も揃えています。天然素材を人の手で磨いて染めるているので、ひとつひとつが違った表情を持つOnly Oneのアクセサリです。

 

実際に製品を手にとって、魅力を体験して欲しい

展示

児島:Maiteさんが抱えている課題は何ですか?

吉田:まずは、Maiteを多くの人に知ってもらいたいです。もともと生産者と消費者を近づけたいという想いで始めたので、仲介をなるべく通さずお客様に届きやすい価格で提供するためにも、オンラインストアの認知度もあげていきたいですね。

 

鈴木:まずは素材の魅力を伝えたいですね。Maiteはアルパカの毛糸を100%使っています。アルパカの毛糸の特長として、手触りが気持ちよく、保温性に優れて暖かく、長持ちします。

お客様に実際に手にとって触ってもらい、さらにペルーの貧困層の女性の手助けにもなる事まで伝わると、高い関心を持ってもらえています。

 

児島:(アルパカ毛糸の製品を触り)本当ですね!すごい手触りがいい。Maiteの商品はどこに行けば、手に取ることができるんですか?

鈴木:定期的や催事で展示・販売会をしているので、そこで手触りを体験してもらうことができます。今度は10/18(土)・10/19(日)に日本橋で初の自主展示・販売会(他ブランドコラボ)をします。10月末からは、世田谷代田のダイタデシカで一部商品のお取扱いがスタートします。MaiteのWebサイトやFacebookページで定期的にイベント情報を発信してますので是非一度体験しに来てください。

 

 

生産者と消費者を近づけて「長く使える良いもの」を手に届く価格で提供したい

ペルー写真

児島:お話を聞いていて非常に苦労も多いかと思いますが、続けている原動力は何ですか?

吉田:常に「どうしよう」と悩みながらやっています(笑)ただ、元々関心があった国際協力にも繋がっていますし、実際に会ってお互いに知っている生産者の人たちと一緒にやれていることは大きいですね。

それに私の友人は「最近買い物がつまらなくなった。」と言っています。私たちのような若い世代は、流行で一時期しか使われない製品に触れることが多く、本当に「良いもの」に触れる機会が少なくなっている事も原因だと思います。

私はファッションの大量生産の現場の経験があり内情を知っていますので、世の中にあふれている、粗悪な製品などを見ると怒りを覚えますね(笑)

だからMaiteでは「長く使える」「良いもの」を手に届く価格で提供したい、という想いも活動の原動力になっていると思います。

 

児島:最後に、2020年に向けて将来的にやりたいことはありますか?

吉田:今後もファッション・ライフスタイル製品・雑貨などで、生産者と消費者の距離を縮め、素材にこだわって長く使えるものを提供していきたいです。ペルーで働く人の数も拡大したいですね。

あとは2020年より、もっと早く実現したいですが、自分たちの店舗や工房をもてるようになりたいです(笑)

 

レポーターから一言

レポーター_児島Maiteは「エシカル」や「フェアトレード」という言葉に頼りすぎずに、ファションの生産者と消費者の距離を近づけようとしています。

代表の吉田さんはファションの大量生産の現場を経験した上で、「長く使える良いもの」を届けたい、という強い想いに溢れていました。

私たちが買い物をするときには、すぐに使い捨てになる流行の大量生産された製品だけでなく、Maiteのような生産者のストーリーを持った「長く使える良い製品」を選ぶ、という選択肢があることを改めて気づかせてもらえました。

 

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