スキルボランティアでNPOを支援する「サービスグラント プロボノ感謝祭」イベントレポート

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スキルボランティアとして活動する「プロボノ」を知っていますか?
NPOに対してスキルやノウハウの提供を支援をしている、特定非営利活動法人サービスグラントが開催した「プロボノ感謝祭」を取材してきました。

 

2014年9月30日に行われた「プロボノ感謝祭」は、プロボノで応援したNPO職員と実際に参加したプロボノワーカーをゲストに招き、プロジェクトの取り組みなどについて話しをするイベントです。当日は下記の流れで行われました。

  • サービスグラントの概要説明
  • プロジェクト紹介①<東京YWCA>
  • プロジェクト紹介②<ピースボート災害ボランティアセンター>
  • 参加者同士の交流会

 

スキルやノウハウを提供してNPOを支援する「プロジェクト型助成」

プロボノとは

まず最初にサービスグラントの取り組みについて説明がありました。そもそも「プロボノ」とは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動】を意味しています。

 

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サービスグラントは、NPOに対して「お金」を支援する助成金(グラント)と異なり、「スキル」や「ノウハウ」を提供することによってNPOを支援する「プロジェクト型助成」です。

サービスグラントには、プロジェクトマネジメント、調査、マーケティング、デザイン、ウェブ制作等のプロフェッショナルスキルを持った多数の社会人が「プロボノワーカー」として登録しています。

サービスグラントでは、支援先のNPOを厳正に審査・採択した上で、 プロボノワーカー4〜6名からなるプロジェクトチームを編成していきます。プロジェクトが始まると、約6ヵ月間のプロセスを経て、具体的な成果物の提供を通じて、NPOの活動を応援します。

 

 DV被害者の支援者を支援する取組みが、一目で伝わるパンフレット

東京YWCA1

1つ目のプロジェクト紹介として、東京YWCAについて話がありました。東京YWCAは、DV被害にあった女性が、より良い支援をより多く安定して受けられるように、DV被害者の支援者に対する支援事業を行っている団体です。

今回のサービスグラントのプロジェクトでは、東京YWCAのもつ包括的な支援活動の仕組みと、その中でも特に力を入れている支援者向けトレーニングの内容を、わかりやすく伝えるパンフレットの制作を行いました。

 

東京YWCA2

<参加したプロボノワーカーから>

「DV被害者の支援者を、支援する。という取り組みへの理解がまず必要でした。」

「NPOの方が積極的に協力してくれて進行しやすかったです。」

「東京YWCAの取り組みが一目で伝わり、営業ツールにもなるパンフレットを目指しました。」

「参加メンバーがそれぞれプロのスキルを持っているので、安心して担当を任せて進めることができました。」

などの話があり、今回のプロジェクトにプロ意識を持って積極的に取り組み、自分たちのスキルが社会貢献に役立つことにも喜びを感じているようでした。

 

<東京YWCAの職員の方から>

「これまでは、パンフレットは1人で試行錯誤しながら制作していました。専門家のプロボノワーカー数人が協力してくれて、一目で活動を分かりやすく伝えられる非常に良いパンフレットが出来上がって助かっています。」

などの話があり、プロボノワーカーやサービスグラントへ感謝の気持ちを述べていました。

 

 ニーズを見極め、災害対応ワークショップの提案資料に方向転換

ピースボート1

2つ目のプロジェクト紹介として、ピースボート災害ボランティアセンターについて話がありました。ピースボート災害ボランティアセンターは、災害現場へのボランティア派遣活動を中心に緊急災害支援および復興支援に取り組んでいる団体です。

サービスグラントによるプロボノプロジェクトとしては、今後の防災の観点から、企業における災害対策のための研修プログラムを提案するための営業資料作成を行いました。

 

ピースボート2

<参加したプロボノワーカーから>

「当初予定していたプログラムにはマーケットニーズがないと分析し、今回の災害対応ワークショップへと切り替える提案をしました。その提案を受け入れてもらえた事が今回のプロジェクトのターニングポイントでした。」

「ビジネスとして、マネタイズできるところは活動を広げるためにも相応のプライシングをすべきと提案しました。」

「プロジェクトの期間の中で、災害がある度に職員の方が現地に向かって活動していることを聞き、災害が身近に感じました。」

などの話があり、プロボノワーカーが今回のプロジェクトを通じて災害の問題に真剣に向き合い、自分事として取り組んだ様子が伝わってきました。

 

<ピースボート災害ボランティアセンターの職員から>

「自分たちの活動を、ビジネスの視点で外側から冷静に分析して提案してくれて助かりました。皆さんの協力もあり、既に数百人の方に災害ワークショップを体験していただくことができ、今後は企業様に対しても導入できる見込みが立っています。」

などの話があり、サービスグラントの今回のプロジェクトの成果が、早くもピースボート災害ボランティアセンターにとって良い影響を与えていることを教えていただきました。

 

レポーターから一言

レポーター_児島

私も数年前にサービスグラントでプロボノワーカーとしてスキルボランティアをした経験があります。プロボノは、社会人が自分のスキルを活用して社会貢献をでき、自分のスキルの腕試しもでき、社外の人とのプロジェクト経験も積める優れた方法です。

支援を受けるNPOにとっても、社会でプロとして働く専門家の力を借りることができる良い機会になります。今後もプロボノワーカーとNPOが協力して、社会的な課題に取り組む事例が増えていくことでしょう。

 

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