MAKE2020が目指す「ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム」とは

innovation

MAKE2020は、社会的な価値を創出する「ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム」を目指しています。
そもそも「ソーシャル・イノベーション」とは何でしょうか?社会的企業(家)に求められている活動・役割を含め、分かりやすく整理してみます。

 

私たちが生きる社会には、貧困・教育・福祉など、多くの社会的課題が未だ山積みになっています。
社会的課題をビジネスとして解決するために、事例からの理論的な研究をまとめた書籍が「ソーシャル・イノベーションの創出と普及」です。

この書籍の定義を活用しながら「ソーシャル・イノベーション」「ソーシャル・イノベーションプラットフォーム」とは何か、整理していきます。

<本書構成>

  1. ソーシャル・イノベーションの可能性
  2. ソーシャル・イノベーションの創出(理論的検討)
  3. ソーシャル・イノベーションの創出(事例分析)
  4. ソーシャル・イノベーションの普及(理論的検討)
  5. ソーシャル・イノベーションの普及(事例分析)
  6. ソーシャル・イノベーションの普及に伴うステイクスホルダーの変化
  7. 結論

 

ソーシャル・イノベーションの定義と4つのポイント

まず、本書における「ソーシャル・イノベーション」の定義は下記です。

「社会的課題に取り組むビジネスを通じて、新しい社会的価値を創出し、経済的・社会的成果をもたらす革新」

このソーシャル・イノベーションを定義を満たすには、下記の4つのポイントがあると言います。

①社会的課題の解決を目指したものであること。
②社会的課題の解決に対してビジネスの手法を用いること。
③最終的な成果として、社会的成果と経済的成果が求められること。
④新しい社会的価値を創出すること。

 

ソーシャル・エンタープライズとソーシャル・アントレプレナー

つまりソーシャル・イノベーションを実行する事業体は営利組織体であれ、非営利組織体であれソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)であり、その担い手をソーシャル・アントレプレナー(社会的企業家)と定義しています。さらに、その特徴を整理すると下記の3つになります。

  1. 社会性:社会的課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること。
  2. 事業性:社会的ミッションをビジネスとして取り組むこと。
  3. 革新性:社会的課題を解決できるソーシャル・プロダクトの開発、または仕組みの開発によるイノベーションをつくること。

社会的企業、また社会的企業家という言葉はここ数年で使われることが多くなりましたが、改めてこのように明確に定義することで、より活動の実態が広く社会に認知されることになるでしょう。

 

ソーシャル・イノベーションの3タイプ

また、ソーシャル・イノベーションには大きく分けて3つのタイプがあります。

①国家レベルにおける公共政策(政府・行政)
②市場レベルにおけるビジネス活動(ビジネスとしての企業・NPO)
③コミュニティレベルにおける社会活動(市民社会組織)

この中の②の活動が本書で説明している「ソーシャル・ビジネス」の対象領域です。「ソーシャル・ビジネス」を行う組織としては、一般の事業会社、社会思考型企業、事業型NPOが含まれます。

つまり、ソーシャル・エンタープライズは、政府・行政など国家レベルが対応できない社会的課題を、市民の社会活動としてだけではなく、ビジネスの手法を通じて解決する活動だと言えます。

ソーシャルビジネスの組織形

 

ソーシャル・イノベーションの4つのフェーズ

さらに、ソーシャル・イノベーションのプロセスとして、下記の4つのフェーズがあると言います。

フェーズ1:社会的課題の認知
フェーズ2:ソーシャル・ビジネスの開発
フェーズ3:市場社会からの支持
フェーズ4:ソーシャル・イノベーションの普及

この中の「フェーズ4:ソーシャル・イノベーションの普及」のように、様々なソーシャル・イノベーションをいかに連鎖させ、相乗効果で普及させていくかが重要になっていきます。

 

多様な関係者が協力して取り組む「ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム」という場

これらのソーシャル・イノベーションを起こすプロセスの中で、多様な関係者が対話して学習する「ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム」の役割が重要になります。様々な領域を超えた関係者が協力・支援しながら社会的課題に取り組むことが、ソーシャル・イノベーションを起こし、広く普及させるためには欠かせません。

MAKE2020では、日本の契機となる2020年に向けて様々なソーシャル・イノベーションを実現する「ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム」の実現を目指しています。

 

MAKE2020メンバー募集

MAKE2020の取り組みに共感いただける方は、下記の「グループページを見る」ボタンを押してグループページへ登録ください。最新の活動情報をお届けします。

グループページを見る

 

また、FacebookやTwitterなどでのシェアしていただくことも、活動の大きな支援になります。ご支援のほど、宜しく御願いします!

お問い合わせ

・取材希望
・運営スタッフ希望
・スポンサー提携相談
・その他お問い合わせ など

お気軽にご連絡ください。

Sending

©2014 MAKE2020

Forgot your details?